カベルネ・ソーヴィニヨンと聞いて、ハンガリーを思い浮かべる人は多くないかもしれません。しかし、ワイン醸造家タマーシュの手にかかると、そのブドウはまるで別物のように輝きを放ちます。 ジューシーな赤いベリーに、モカとバニラの香りが立ち上がり、カベルネ・ソーヴィニヨンの魅力を最大限に引き出した一本。バランスの取れた年の中庸な赤ワインで、8か月間バリック樽で熟成。たっぷりの果実味に、ほのかなロースト香が重なります。ミディアムボディで、シルクのようになめらかなタンニンが心地よく広がる味わいです。 【製品情報】 タイプ：赤ワイン ヴィンテージ：2023 ワイナリー：グュンツェル・タマーシュ ブドウ品種：カベルネソーヴィニヨン100% 味: ミディアム、焙煎 産地：ヴィッラーニ アルコール度数：14% 内容量：750ml 最適温度: 16～17℃ 【ワイナリーについて】 ハンガリー南部、ヴィラーニに位置する「グュンツェル・タマーシュ」は、1991年に創業された家族経営のワイナリーです。2007年までに約17ヘクタールの畑を所有し、2011年には最新の醸造設備を導入して年間約33万本の生産量を達成しています。オーナー兼醸造家のグュンツェル・タマーシュ氏は、「私が育ったのはパルコンヤのぶどう畑だった」という生い立ちをもとに、父親から0.3ヘクタールとワインセラーを与えられた経験を持ち、今日では「ワイン造りの厳しさ、粘り強さ、正確さ、そしておもてなしの喜び」を伝えることを大切にしています。